時空をこえたオプティミスト 建築家Borek Sipekの軌跡と作品展 |
会期: |
2009年9月16日(水)〜10月7日(水)
10:00-19:00(金曜日は10:00-20:00)
月曜休館(ただし、9月21日[月] は開館)
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会場: |
東京藝術大学大学美術館 陳列館 |
東京藝術大学と駐日チェコ共和国大使館及びチェコセンターは、このたび東京藝術大学陳列館において、
Borek Sipek(ボジェック・シーペック)の国内初の大規模な企画展「時空をこえたオプティミスト 建築家Borek Sipekの軌跡と作品展」
を開催致します。
Borek Sipek(1949〜)は、現代プラハ発のデザインを語るとき、なくてはならないアーティストのひとりです。
もともと、建築家としてキャリアを積んだ彼が、建物の内装やインテリア、照明器具、ガラス工芸、食器類など、
建築物に収まる様々なものへと興味の対象を広げていったのは、自然の成り行きだったのかもしれません。
その後元チェコ大統領・ハヴェル氏の絶大なる信頼を得、プラハ城の改装責任者を務めたことで、
チェコ・デザイン史に不動の地位を築きます。
近年日本では、チェコの伝統的なガラス工芸のテクニックを生かした、斬新なボヘミアン・クリスタルガラスの
制作で知られ、その革新的な作風にファンも増えつつあります。
また現在、チェコ、ドイツ、オランダなどを中心としたヨーロッパのみならず、
アメリカ、中国でも活動の拠点を持ち、アグレッシブな創作活動を続けています。
本展では、ジャンルにとらわれることなく創作活動に没頭する彼の軌跡を、建築とインテリア、
そしてガラス工芸作品を中心として、代表作から新作まで約100点を展覧致します。
陳列館という2層の会場構造を生かしたスペースデザインと、
約2mの高さのガラスで制作した木々を階段室に並べ、まるで林の中を登るかの様な、
斬新なアイディアを盛り込んだ展示手法により、独特の存在感を放つシーペック作品の数々を、
この機会に是非ご体感下さい。
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観覧料: |
無料 |
主催: |
東京藝術大学 / 駐日チェコ共和国大使館 / チェコセンター |
特別協賛: |
日本郵便 / HECKEL |
監修: |
北川原 温(東京藝術大学) |
展示・レイアウト: |
Studio SIPEK / 内田デザイン研究所 |
問い合わせ: |
ハローダイヤル 03-5777-8600 |
<公式ウェブサイト> |