Digital Humanize(デジタル・ヒューマナイズ)
会期: |
2015年6月14日(日)-6月22日(月) 午前10時 - 午後7時(入館は午後6時30分まで) 会期中無休 |
会場: |
東京藝術大学大学美術館 陳列館1階、2階 |
観覧料: |
無料 |
主催: |
デジタル・ヒューマナイズ企画室(東京藝術大学内)
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協力: |
芸術情報センター、先端芸術表現科 古川研究室、先端芸術表現科 川崎義博、武蔵野美術大学クリストフ・シャルル研究室
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情報技術の日常化は、私たちをとりまくデバイスの変化のみならず、私たち自身の知覚や身体感覚をも拡張させてきました。
90年代半ばの音楽に現れたグリッチの手法は、デジタルなツールによって作られた作品に対する私たちの受容を更新した、典型的な証左と言えるでしょう。
その一方、電子音楽やインターネットカルチャーを中心に、そのようなツールがもたらす質感的な特性を超え、ヴァーチャルでありながらどこか肉体的でもあるような、特異な身体感をもつ作品が現れ始めました。
それらの作品には、情報技術によって上書きされた私たちの身体性を逆照射するような、奇妙な生々しさがあります。それはまるで、”人間らしさ”の対岸であるかのように思えた技術が、人間へと回帰する、あるいは人間を模倣しているような状況とも言えるでしょう。
本展覧会は、映像・絵画・電子音響を中心に、ポストインターネット時代の身体や知覚のありようと、そこから生み出されるイメージについて検証します。
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公式サイト: |
http://digital-humanize.com
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問い合わせ: |
ハローダイヤル 03-5777-8600 |
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