展覧会?催し物 天候?災害等の状況により、臨時に休館、開館時間の変更を行う場合があります。ハローダイヤル【 03-5777-8600 】でご確認ください。

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Public Device -彫刻の象徴性と恒久性

会期

2020年12月11日(金) - 12月25日(金)
午前10時 - 午後5時(入館は閉館の30分前まで)
※本展は事前予約制ではありませんが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、混雑状況により入場をお待ちいただく場合があります。

休館日

月曜日

会場

東京藝術大学大学美術館 陳列館1?2階

観覧料

無料

主催

Public Device 組織委員会

助成

東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト、公益財団法人 花王芸術?科学財団、公益財団法人 野村財団、公益財団法人 朝日新聞文化財団

協力

ARCHI HATCH、井の頭自然文化園、有限会社クラウンビー、本郷新記念札幌彫刻美術館、アルテック株式会社、株式会社ストラタシス?ジャパン

18世紀以降、洋の東西を問わず、公共空間の彫像?彫刻は都市の近代化に付随するかたちで林立しました。そして第二次世界大戦後には、世界中で多くのパブリックアートが設置され、日本では裸体像のような公共彫刻の設置が相次いで起こります。
日本の公共彫刻の多くは指名制度によって設置されていますが、コンペティション形式である場合は、作家が作品をプレゼンテーションするための資料を制作します。提案が採用され実現する作品がある一方で、その他のアイデアは公開されることはありません。
本展では、そのような公共彫刻にまつわる裏側、作品の提案や実作に至るまでの過程に重きを置き、彫刻の制作段階そのものを焦点化します。彫刻とは最終的な形態を重要視する芸術であるように思われていますが、そこには、不採用になったコンペ案同様、無数の試行錯誤や思索が存在しています。
物質としての質量をもった彫刻を並べるだけではなく、ドローイング、マケット、CG、映像媒体など多様な表現による彫刻の道筋を見せること。あるいは、彫刻の公共性について別の角度から光を当てること。このような方法を通じて、いままではあまり意識されることのなかった、権力を受け止める装置としての彫刻のありようや、彫刻というメディアの永久設置について、現代から再点検することが本展の目的です。
この国で最初期の裸婦の公共彫刻である菊池一雄氏の「平和の群像」などマケット(藝大彫刻科アーカイブ)を起点として、現代において放射状に拡がっていく「公共」と「彫刻」の可能性を多角的な角度から考察します。

展覧会公式サイト

http://publicdevice2020.geidai.ac.jp

問い合わせ

ハローダイヤル 03-5777-8600

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