※東京藝大チェンバーオーケストラ 第35回定期演奏会は、新型コロナウイルス感染拡大防止の措置として、来場なさるお客様の健康?安全を第一に考慮した結果、公演を中止させていただくことになりました。
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
日時 |
2020年6月7日(日) |
会場 | 東京藝術大学奏楽堂(大学構内) |
入場料 |
1,600円(全席自由) ※就学前のお子様の同伴?入場はご遠慮いただいております。 |
チケット取り扱い |
ヴォートル?チケットセンター TEL:03-5355-1280 チケットぴあ TEL:0570-02-9999 藝大アートプラザ(店頭販売のみ) TEL : 050-5525-2102 東京文化会館チケットサービス TEL:03-5685-0650 イープラス(e+) |
主催 | 東京藝術大学音楽学部 東京藝術大学演奏藝術センター |
お問い合せ | 東京藝術大学演奏藝術センター TEL:050-5525-2300 |
東京藝大チェンバーオーケストラ 第35回定期演奏会
3-3-3の呪文は、世界に希望の光をもたらすか?
東京藝大チェンバーオーケストラ第35回定期演奏会のプログラムは、生誕250年を迎えたベートーヴェンの、レオノーレ序曲?ピアノ協奏曲?そして交響曲、すべて第3番を演奏します。偶然か?必然か?
今回の3曲はいずれも19世紀の初めに作曲?初演されています。この時期のベートーヴェンは進行性難聴に絶望し1802年に「ハイリゲンシュタットの遺書」を記していますが、それを書く中で次第に「生きよう!」という想いに目覚めていったと言われています。この3曲は、苦悩と絶望を超えて生への希求に転じたベートーヴェンが、その直後に生み出した名曲なのです。
鈴木雅明(指揮)、川口成彦(ピアノ)の両氏を迎え、東京藝大の精鋭たちの演奏による「3-3-3」の呪文は、本年初めから世界を取り巻く厳しい状況に、希望の光を示してくれることでしょう。ちなみに交響曲第3番は、1920年12月に東京音楽学校奏楽堂(旧奏楽堂)で全楽章の日本初演が行われており、今年は100周年にもあたります。ご期待ください!
松原 勝也(東京藝大チェンバーオーケストラ運営委員長 東京藝術大学音楽学部教授)
?
~ オールベートーヴェンプログラム ~?
▊曲目
L.v. ベートーヴェン:
歌劇《レオノーレ》序曲 第3番 ハ長調 op.72b
L.v.Beethoven:
Overture ‘Leonore’ No.3 in C Major, op.72B
L.v.ベートーヴェン:
《ピアノ協奏曲第3番》ハ短調 op.37
L.v.Beethoven:
Piano Concerto No.3 in C Minor, op.37
L.v.ベートーヴェン:
《交響曲第3番》変ホ長調「英雄」 op.55
L.v.Beethoven:
Symphony No.3 in E-Flat Major “Eroica” op.55
▊出演
鈴木 雅明(指揮/バッハ?コレギウム?ジャパン音楽監督)
Masaaki Suzuki (Conductor, Music Director of Bach Collegium Japan)
1990年〈バッハ?コレギウム?ジャパン〉を創設して以来、バッハ演奏の世界的な第一人者として名声を博す。2017年バッハの全カンタータの演奏?録音を完遂、モーツァルトやベートーヴェンの宗教音楽にも意欲的に取り組んでいる。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章ほか受賞多数。現在イェール大学アーティスト?イン?レジデンス、シンガポール大学ヨン?シゥ?トウ音楽院客員教授、神戸松蔭女子学院大学客員教授、東京藝術大学名誉教授、オランダ改革派神学大学名誉博士。
川口 成彦(ピアノ)
Naruhiko Kawaguchi (Piano)
第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、ブルージュ国際古楽コンクール最高位。フィレンツェ五月音楽祭、「ショパンと彼のヨーロッパ」をはじめ欧州の音楽祭にも出演を重ねる。協奏曲では18世紀オーケストラ、{oh!} Orkiestra Historycznaなどと共演。東京藝術大学/アムステルダム音楽院の古楽科修士課程を首席修了。最新CDは『ショパン夜想曲&小品集』(ACOUSTIC REVIVE)
東京藝大チェンバーオーケストラ
Tokyo Geidai Chamber Orchestra
2003年に創設され、メンバーは東京藝術大学音楽学部と大学院に在籍する弦楽器の優秀な学生を軸として、演奏会ごとに管打楽器や鍵盤楽器の学生を加えて多彩な活動を行なう室内オーケストラである。大学教員による緻密なアンサンブル指導に加え、国内外から卓越した指揮者を迎えての定期演奏会は常に高い評価を得ている。
創立当時から牽引役となったゲルハルト?ボッセを中心に、ヨハネス?マイスル、野平一郎、ライナー?ホーネックらを指揮者、指導者として招き、バロック、古典から現代に至る幅広いレパートリーを意欲的に取り上げている。近年ではアンサンブルのさらなる向上を目指した「指揮者なし」での演奏会も頻繁に行っており、学生の自発性溢れる優れた演奏を繰り広げている。
年間2回の定期演奏会のほか、学内外からの様々な要請に応じて演奏活動を行っており、06年10月にはボッセの指揮でライプツィヒ、シュトゥットガルト、ミュンヘン、ウィーンなどヨーロッパの主要都市で公演を行い、13年3月には静岡音楽館の招きにより野平一郎の指揮でモーツァルトの《レクイエム》を演奏し、それぞれ好評を博した。
※スケジュール?曲目?出演者等は都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください
東京藝術大学奏楽堂 [大学構内]
〒110- 8714 東京都台東区上野公園12- 8
交通のご案内
■JR 上野駅( 公園口)?鶯谷駅( 南口)
? ?東京メトロ千代田線根津駅 より 徒歩10 分
■京成線京成上野駅
? ?東京メトロ日比谷線?銀座線上野駅 より 徒歩15 分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。