藝大フィルハーモニア管弦楽団は日智修好120周年記念の今年、6月20日~30日に南米チリ公演を行っています。
6月25日(日)、サンティアゴ市立劇場での演奏会の二日目。
前半はチリのバリトン歌手であるサバーテ氏を迎え、松下功副学長指揮によるLAS PREGUNTAS(カセレス作曲…チリ大学の作曲科教授)の演奏で幕を開けました。
続いての「飛天遊(松下功作曲)」では、指揮の松下副学長も、藝大フィルも大熱演の演奏。林英哲客員教授の太鼓の演奏は昨日以上の大歓声に包まれ、日本の音楽文化が、この南米チリでも、温かく、そして熱狂的に迎えられた瞬間に立ち会うことができました。
後半は、迫音楽学部長指揮による「ベートーヴェン交響曲第7番」の演奏。
ラテン系のチリ人に、このドイツ音楽がどのように受け入れられるのか、という私達の心配は払拭されるがごとく、藝大フィルハーモニア管弦楽団の集中した演奏にサンティアゴ市民から大歓声とスタンディングオベーションを頂き、大成功のうちにこの二日間のサンティアゴ市立劇場での演奏会を終えました。
6月26日は、一日お休みを頂き、6月27日はチリ大学ホールにて、この公演の最後の演奏会に臨みます。