9月4日、オーストリアの「ヨハネス?ブラームス国際コンクール」声楽部門で本学音楽学部声楽科卒業の森野美咲さんが優勝しました。また、5日に行われたヴィオラ部門では、器楽科出身の有冨萌々子さんが第2位に輝きました。
「ヨハネス?ブラームス国際コンクール」は若手音楽家の登竜門として知られ、最近では2019年にピアノ部門で大学院音楽研究科修士課程(当時)の尾島紫穂さんが2位に入賞、声楽部門では大学院音楽研究科修士課程(当時)の櫻井愛子さんが2位に入賞しました。さらに、櫻井愛子さんの伴奏をした伊澤悠さん(平成26年度器楽科ピアノ専攻卒業)には最優秀伴奏者賞が贈られました。また、2018年に河尻広之さん(器楽科ピアノ専攻(当時))がピアノ部門で第2位を受賞しています。
「ヨハネス?ブラームス国際コンクール」とは;
19世紀の作曲家ヨハネス?ブラームスを記念した国際コンクールであり、ヨーロッパで権威のあるコンクールの一つ。若手音楽家の登竜門としても知られている。
ブラームスが避暑地として利用し、交響曲第2番やヴァイオリン協奏曲等の名作を書き残したオーストリアのヴェルター湖畔の街ペルチャッハで、9月上旬に1週間強にわたって開催される。ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、声楽、室内楽の6部門があり、審査員は世界の巨匠が名を連ねる。課題曲は全ての部門を通して、予選または本選のステージにおいてブラームスの作品の演奏が義務付けられている。
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