(だれでもピアノ?の演奏を体験する田中文部科学副大臣)
12月14日、田中英之文部科学副大臣が東京藝術大学COI拠点「産学官連携棟(Arts & Science LAB.)」を視察されました。
COI拠点「産学官連携棟(Arts & Science LAB.)」1.2階では、深井隆特任教授、三橋一弘特任教授による説明で、法隆寺釈迦三尊像やフェルメールおよびゴッホなどの作品をオリジナルと同素材、また質感などを忠実に再現した「クローン文化財」を視察しました。
4階の球形ホールでは、澤和樹学長とAI映像同期システムによるヴィヴァルディ「四季」の演奏とアニメーション上映が行われたほか、楽器メーカーのYAMAHAと共同で研究開発し2021年度STI for SDGs 文部科学大臣賞を受賞した「だれでもピアノ?」を田中文部科学副大臣ご自身が実際に演奏されました。
また、新しいアートの体験、芸術の継続に向けた取り組みとしての「バーチャル藝大」の説明に続き、伊藤達矢特任准教授からはJ S T「共創の場形成支援プログラム」育成型(共創分野)公募プロジェクトに採択された「『共生社会』をつくるアートコミュニケーション共創拠点」についての説明があり、超高齢社会に向けて「芸術×テクノロジー」の研究で「誰もが孤立しない共生社会」を目指すことを述べました。
釈迦三尊像(現在)のクローン文化財に触れる田中文部科学副大臣
クローン文化財について熱心に質問をする田中文部科学副大臣
実際の制作風景を視察される様子
ヴィヴァルディ「四季」の演奏とAI映像同期システムによるアニメーションを鑑賞する一行
バーチャル藝大でコンサートを鑑賞する田中文部科学副大臣