第46回オタワ国際アニメーション映画祭において、9月24日、本学映像研究科アニメーション専攻山村浩二教授の『幾多の北』が?編部門で、同専攻修了生の和田淳監督による『半島の鳥』が短編部門で、それぞれグランプリを受賞しました。
カナダで開催されるオタワ国際アニメーション映画祭は、アヌシー?ザグレブ?広島と並ぶ世界4大アニメーションフェスティバルとして知られています。
山村教授は、2007 年に『カフカ 田舎医者』で短編部門グランプリを受賞し、今回『幾多の北』で二度目の受賞となりました。二度のグランプリ受賞は日本人初、世界でもジャン?フランソワ=ラギオニ氏に次ぎ、史上二人目です。同作品は矢野ほなみさん(同専攻修了生)もアニメーターとして参加しています。また、短編部門グランプリは昨年の矢野ほなみ監督『骨噛み』(監修?プロデュースは山村教授)に続き、2年連続、本学の修了生が受賞しています。
『半島の鳥』は第72回ベルリン国際映画祭の短編部門スペシャルメンション(特別表彰)も受賞。音響監督は本学大学院音楽研究科修了生の滝野ますみさん、音楽は同じく本学大学院音楽研究科修了生の足立美緒さんが担当しました。